「クロラス酸水」の
高い除菌力と使いやすさ

クロラス酸水「クロラス除菌ウォーター」は人体への安全性が高く、かつ優れた除菌力を持った除菌剤です。その唯一無二の性質を、他の除菌剤(よく混同されてしまう次亜塩素酸水やアルコール)との違いも含めてご紹介します。

クロラス酸水の特徴

01成分の化学的な特徴

主成分「クロラス酸」の
ユニークな特性

「クロラス除菌ウォーター」とは、亜塩素酸(HCLO₂)を主な有効成分とする殺菌剤、亜塩素酸水製剤のことです。その主成分は酸性から弱酸性の水溶液中に存在する「クロラス酸」です。クロラス酸は、水性二酸化塩素(ClO₂・inwaterphase)が、水溶液中の電子を受け取ることによって、亜塩素酸イオン(ClO₂-)を発生します。クロラス酸と亜塩素酸イオンは平衡状態にありますが、非解離状態の時にはその一部が水性二酸化塩素へと変化。さらに水と反応して亜塩素酸イオンに戻り、再び亜塩素酸イオンとクロラス酸(H+・ClO₂-)の間で平衡状態に戻るというユニークな現象があり、これを「サイクル反応」と言います。

世界初!クロラス酸を
液体の状態で流通

「このサイクル反応を利用することで、クロラス酸(H+・ClO₂-)を、長期に渡り水溶液中で安定させることができ、世界で初めて「クロラス酸(HClO₂)を液体の状態で流通させること」を実現したのが、クロラス酸水「クロラス除菌ウォーター」です。
液体の状態であれば、日持ち(1年間の消費期限)や安定性(ガスに比べると圧倒的に安定性が高く、水で薄めるだけで使える)、輸送コスト(大規模なプラントや設備が不要)などの問題をクリアにし、使用したい時に世界中の誰もがすぐにクロラス酸水を取り扱えるようになりました。

02得意とする除菌の範囲

特徴①汚れた環境下でも
安定・長時間持続

一般的な塩素系除菌剤の多くは、汚れ(有機物)に触れると除菌力を失ってしまいます。
クロラス酸は、次亜塩素酸と比べると、より反応性の低い求核付加反応(酸素を与える酸化反応)を有しているため、瞬間的な除菌力は弱い一方、有機物が存在する環境下でも安定した殺菌力を発揮し、なおかつ長期間持続することが大きな特徴です。
たとえば、漂白剤などの次亜塩素酸水ナトリウムと比較すると、同程度の汚れの場合、クロラス酸水は十分な除菌力が18時間もの間、持続します。

特徴②細菌類や真菌類にも
高い効果を発揮

クロラス酸水はキッチンや食品現場など多くの有機物が存在する環境下でも効果を発揮するので、大腸菌やサルモネラ菌といった食中毒の原因となる細菌類も除菌可能です。また、これまで除菌が難しいとされてきた薬剤耐性菌(抗生物質に対して耐性を持った菌)、耐熱性菌(芽胞形成によって抵抗力が高まる菌)、さらに、カビや酵母などに対しても効果を発揮します。

特徴③細菌類や真菌類にも
高い効果を発揮

塩素系の除菌剤はイオン型と分子型に大別され、それぞれ得意な領域が異なります。クロラス酸は分子型に分類され、エンベロープと呼ばれる脂質膜をもつウィルス、また一般的なアルコール製剤では不活化出来ない脂質膜を持たないノンエンベロープウィルス両方への効果が確認されています。
ノンエンベロープウイルスの中でも代表的なのが、冬に猛威を振るうことで知られるノロウイルスですが、クロラス酸は「高い有機物存在下で唯一強い不活化活性を示した」と国立医薬品食品衛生研究所から報告されています。

03日常での使いやすさ

利点①変色しづらく、
漂白作用も弱い

漂白剤などの塩素酸化物を使用した場合、塩素ガスの発生と、布類や食器類に対する漂白・変色の問題があります。一方、クロラス酸水の場合、液体の状態で効果するため発生する塩素ガスも少なく、変色作用や漂白作用も極めて弱いのでさまざまな場所で使いやすいです。また、除菌と同時に消臭効果も長続き。24時間経っても効果が続き、不快なニオイが戻ってきません。

利点②内閣府食品安全委員会からの評価済み

内閣府食品安全委員会による「添加物評価書 亜塩素酸水(第2版)」では、有効性濃度範囲でのクロラス酸水の使用は、食品に対して殺菌効果は発揮し、食品の品質には影響を与えないことが確認されています。 また、同委員会による厳正な審査の結果、2013年2月に日本の食品添加物:殺菌料としての指定を受けており、人体に安全かつ幅広い殺菌効果を持っています。

利点③残った成分は
日光で自然分解

殺菌効果が長続きするという特徴を持つクロラス酸水ですが、除菌後に残った成分は日光によって自然に分解されます。さらに、弱酸性のため肌に優しく、食品添加物であるため人体にも安全。人にも環境にも優しい、安心して使用できる除菌剤です。

04ほかの除菌剤との違い

汚れた環境に弱い
「次亜塩素酸水」

名前が似ているので勘違いされがちですが、特性は全く異なります。「次亜塩素酸水」は食塩水や塩酸を電気分解して作る水溶液のことで、殺菌作用のある次亜塩素酸が含まれています。次亜塩素酸は反応性の高い求電子付加反応(電子を奪う酸化反応)であるため、試験室などの人工的にクリーンな環境下では瞬時に高い殺菌効果を得られますが、汚れ(有機物)が多くある日常の環境下では、次亜塩素酸と汚れが速やかに反応し、除菌力が消失してしまいます。

刺激が強すぎる
「次亜塩素酸ナトリウム」

「次亜塩素酸ナトリウム」は、家庭用の漂白剤が当てはまります。一つ前にご紹介した次亜塩素酸水と同じ殺菌成分を持っていますが、強アルカリ性である次亜塩素酸ナトリウムは、刺激が強く肌に触れないよう取り扱いに注意が必要です。また、漂白・変色作用が強いので、布類や金属、食器類に対する使い方にも配慮する必要があります。(キッチンでうっかりエプロンや洋服に跳ねて変色したことのある方も多いのでは?)

濃度管理が難しい
「アルコール除菌」

アルコール除菌には主にエタノールが使われますが、エタノールは濃度が高いほど消毒効果も高いわけではありません。日本食品洗浄剤衛生協会の調査結果によると、80重量%以上では逆に除菌力が低下するため、最適除菌濃度の70~80重量%での使用が大切です。また、手指消毒の場合はしっかりと水気を拭き取ってから使用しないと希釈され効果が薄まります。さらに、エンベロープウイルスには有効ですが、ノンエンベロープウイルスには効きにくい傾向があります。

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